なんか思ったよりみんなが答えてくれてびっくりしました。
解答書きながら『たぶんコレで合ってるよな』って心配になりますが
間違ってたらナモさんあたりが教えてくれますね。きっと( ^ω^ )












☆以下解説

対戦相手はタイタンの契約の『赤+④マナ』、否定の契約の『青青+③マナ』のいずれも支払うことができないのですが、それは島を3枚しかコントロールしていないあなたも同じです。
①~⑤の呪文は全て相手のターン中に集団意識を破壊してしまう呪文の為、
集団意識が破壊される前に対戦相手に契約呪文のコピーを解決させることができるかどうか、また同時にあなたは契約呪文を解決していない状態で自分のターンを迎えなければなりません。
使うのはもちろん否定の契約です。


①クローサの掌握
刹那を持つクローサの掌握がスタック上にある間は新たな呪文はプレイできません。
よって集団意識が破壊されるまで、あなたは赤Pactも青Pactもプレイできません。
一応、集団意識によってクローサの掌握のコピーが発生するのでエーテル宣誓会を破壊しておくと延命はできます。
だいたいの場合再びコンボパーツを揃える前にあなたは死にますね。
という訳で①は相手を契約死させることはできません。
刹那つえーーってことですね(’A`)



②クァーサルの群れ魔道士
一番シンプルですがクァーサルの群れ魔道士が解決する前に否定の契約をクァーサルの群れ魔道士対象にプレイするだけです。
スタックには『Aクァーサル』 『B青Pact』 『C青Pactコピーを発生させる集団意識の誘発能力』の順番に置かれるため、最初にCが解決。
青Pactコピーがスタックの一番上に置かれて、その対象を対戦相手が選択できるのですが、
(1)対象をBにした場合はそのまま青Pact(コピー)がオリジナルを打ち消してAは解決。
(2)また対象をAにした場合、Aが青Pact(コピー)によって打ち消され、対象を失った青Pactオリジナルはフィズり解決されません。
よっていずれの場合でも対戦相手が青Pact解決・あなたは青Pact未解決となり、あなたの次のアップキープにコスト支払いは必要なく、次の相手のターンのアップキープに対戦相手は契約不履行になります。


③X=2の緑の頂点
②との違いは緑頂点がソーサリーの為、集団意識によって緑頂点のコピーが発生する、という点です。
青Pactを相手のターンに使って相手のみ契約させるにはスタック上に呪文が1つしかない状態で青Pactを打たなければなりません。
緑頂点を打った時点でスタックには『A緑頂点』『B緑頂点コピーを発生させる能力』とおかれており、Bが解決し、『緑頂点コピー』が発生している状態で青Pactを打った場合、
対戦相手は青Pactコピーの対象を青Pactオリジナルとは違う方に選択し直し、あなたにも青Pactの解決を強要することができます。
そうしたら次の貴方のアップキープに先にあなたが契約不履行で敗北してしまいます。

よって先に『緑頂点コピー』を解決させます。
(もちろんあなたのデッキに2マナ以下の緑のクリーチャーなんぞ入っていませんので『見つかりませんでした』と宣言してデッキをシャッフルするだけですが。)
その後オリジナルの緑頂点の解決前に頂点を対象に青Pactを打てば、後は②の場合と同じです。

もし相手のデッキに『絡み根の霊』が入っていたらあなたの負けです(笑



④解呪
ほぼ③と同じですが、解呪のコピーが発生した際、対象を集団意識以外の物に変更しなければ青Pactプレイ前に集団意識が無くなってしまいます。
よって解呪コピーの対象をエーテル宣誓会に変更し解決。
スタックに解呪オリジナルだけがある状態で青Pactをプレイして勝ちです。


⑤赤霊破
④に近いように思えますが、赤霊破の場合は対象にとれる青いパーマネントが戦場に集団意識しかない点が違います。
④と同じように赤霊破コピーの解決まで進めるとコピーの方が集団意識を割ってしまい、
その後に青Pactを打った所でコピーが発生しません。
かと言ってスタック上に赤霊破、赤霊破コピーがある状態で青Pactを打つと
前述の様にあなたも青Pactの契約を強要されてしまいます。

よってこの場合は赤霊破のコピー発生するという誘発能力が解決される前しか青Pactをプレイすべきタイミングはありません。
動きとしては対戦相手が赤霊破を打ち、優先権をあなたに譲ったらそのまますぐに青Pactを赤霊破を対象にプレイします。
その場合スタック上には
『A赤霊破』 『B赤霊破コピーを発生させる誘発能力』 『C青Pact』 『D青Pactコピーを発生させる誘発能力』と置かれ、双方優先権をPassした後、Dの解決に入ります。
その際にスタックの一番上に置かれた青Pactコピーの対象を対戦相手が選択できますが、この時点でスタック上にはA(呪文) B(能力) C(呪文)しかなく、「呪文」を対象とする青PactコピーはAかCしか選択することができません。
よっていずれを選択した場合でもC青Pactオリジナルは打ち消されるかフィズるかする為、
対戦相手だけが一方的に契約した状態になり、あなたの勝ちです。

(説明の都合により省きましたが③、④の場合も⑤と同じことをしてもOKです。)





よって正解は
『②、③、④、⑤です。』
にゃーさん、ふがーさん、うり使いさん、Joさん、メリーさん、やどんさん、KenKenさん、Rockey(おまけ)は正解でございます。







<注>
③~⑤の手順は特に複雑な為、実際の試合ではおそらくジャッジを呼ぶことになるかもしれません。
その際にどのタイミングで青Pactを打ったかを説明できるよう、今スタック上はどうなっているか対戦相手としっかりコミュニケーションをとって進めて下さい。
何しろ同じ呪文でありながら、『何時打ったか』というだけで勝者と敗者が入れ替わってしまうのですから・・・・(´・ω・`)


<最後に>
また何も知らなかった私にHiveMindの複雑な挙動を、
所所で声をかけて教えて下さったナモさん、abigaraさんには感謝しております。

コメント

やどん@ツネニアクアマン
2013年5月22日3:56

この挙動の解答を出すまで半日くらいかかりましたw
MTGは難しいけど面白いことを再認識出来ましたw

niko@○ぃくろす
2013年5月22日9:33

これが青パクトの正しい使い方ですね_φ( ̄ー ̄ )

nophoto
通りすがり
2013年5月22日10:11

集団意識のコピーを作る能力がスタックに乗っている状態で否定の契約を唱えれば
相手のスペルが何だろうと3~5全て同じ状態になって勝てるのではないでしょうか?

jo
2013年5月22日22:03

HMを使用していて、SnT→キャノニストを出された場面でここまで深く考察をしたことは無かったので、今回の問題はすごく参考になりした。すごく感謝です(。-_-。)

aoyg
2013年5月22日23:01

>やどん
滅多にこんな場面ないんだけどね^^;
>nikoくん
使わんやろwww
>通りすがり
おっしゃるとおりです^^
>joさん
いえいえ。自分は実戦でこの状態になった時、気づかずに負けたんで、少しでもJoさんのお役にたつことがあれば幸いです。^^;

D@i5
2013年5月26日22:29

友人がHive Mind使ってるのでとても参考になりました、ありがとうございます!

リンクさせていただきました、よろしくお願いしますm(__)m

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